オーストラリアンワールドチーズ <後編>

親しみやすい存在になったと言え、チーズは苦手と言う人もまだまだ多い。

しかし食べ方を工夫し、チーズのくせを和らげて多くの人がチーズを楽しめるようになったら良いと思います。

熟成したシェーブルも甘さを合わせる事で苦手な人でも好きになることがあります。

ここで、一寸私のお薦めレシピを簡単に紹介しますと、洋梨の皮をむいて縦に3枚に切ります。

芯の部分は取り除き、バターを溶かしたフライパンの中で砂糖をまぶして両面をこんがりと焼くのです。

ティースプーンでゴルゴンゾーラかフルムダンベールを球状にすくい取って芯を取り除いた部分に詰め込んで クルミを散らして食べる。

ポワールウィリアム (リキュール) などを垂らしてみて下さい。最高です!

フレッシュ系のチーズを使うと、ほとんどのフルーツを合わせることが出来ますので 固定観念にとらわれず、季節のフルーツを、いろいろアレンジすると良いと思います。いろいろな挑戦をしてみて下さい。

フルーツとチーズの組み合わせには、みなさんは、赤ワインを良く合わせるようですが、合わせるワインは、赤ワイン一辺倒ではなくて良いのです。

白ワイン、甘いリキュール、アルマニャック、等を振りかけて食べても良いのです。

大いに遊び心を発揮すると良いのではないでしょうか。

それから、スパイスなども工夫して使ってほしいですね。

中国独自のスパイスのいろいろな組み合わせが可能だと思います。

パンやピザシートに、とろけるチーズを乗せてスパイスを散らして焼くことも出来るし、ルブロッションの様なチーズを丸ごと用意して、とろける様な中心部をえぐってそこにスパイスや酒を振りかけても面白いと思いますよ。

男の料理と言う感覚で作ってみて下さい。しかし、どんなチーズでも料理に応用出来ると思ってはいけません。

まずは料理に使うべきチーズとそうでないチーズを見極めることから始めましょう。

チーズで作る料理の心得として、ひとつ覚えておいて頂きたい事があります。

それは フランスタイプ チーズは出来るだけ料理に使わない方が良いと言う事です。

フランスタイプのチーズは出来上がった味のものが多く、料理するよりそのまま食べた方が美味しいからです。

あまり完成され過ぎていて手を加える余地がないと思うからで、料理素材としては面白みにかけています。

そのまま食べられるチーズを無理に料理する事はありません。

チーズはさまざまな食のシーンに登場するアイテムです。

レストランでは素材の一つとして料理に使われたり、コースのメニューに組み込まれたりと活用の方法は幅広い食品ですが、フランス以外の、ドイツやイタリア、そして ギリシャ など周辺国のチーズ、それも安価なテーブルチーズなどを、積極的に料理に利用するのが良いと思います。

ギリシャのフェタチーズ等、塩抜きすれば野菜や果物と、とてもよい相性になります。テーブルチーズだって温めて使えば調味料の代わりに使えるし、シェーブルのクロタン・ド・シャビニヨール等ローストしてグリーンサラダに散らせばドレッシングの代わりにもなります。

こんな風にソースや調味料の代わりに温めたチーズが使えるのです。

パンだけの組み合わせだけでは、あきるけど 野菜とならいくらでもいけてしまうんです。

それから チーズで、デザートだってO.Kです。フランスチーズには、デザートに使えるチーズが、以外と少ないのです。

その理由はというと、多分フランスデザートはバターやクリームを使ってのバリエーションが多く、チーズまで使う必要がなかったからではないでしょうか。

オーストラリアのチーズやイタリアのチーズは逆にデザートにはよく使われています。

オーストラリアのクリームチーズやイタリアのマスカルポーネ、リコッタ等のフレッシュ系や山羊乳で作られるカプリーニ などは、デザートによく使われています。

スイスのスプリンツなども砂糖をふりかけて焼いたりすると簡単にスナック菓子にもなります。

フレッシュチーズはヨーグルト感覚で考えて、応用範囲を広げて見て下さい。

ここオーストラリアは、さまざまな国からやってきた移民の人達で形成されている多民族国家です。

この国には豊かな乳資源があり、それを利用して,さまざまな国のチーズがその国の確かな技術で作られています。

ヨーロッパでは国によって異なるチーズの特徴がある訳ですが、オーストラリアンチーズの特徴をあえて申し上げれば、さまざまな国の移民の方々の技術に支えられ 作り出された、世界のチーズの品揃えがあるという事が特徴と言えるでしょう。

オーストラリアでは、世界中のチーズが味わえるのです。

このオーストラリアの素晴らしい環境に はぐくまれ、生産された乳資源を使って作られているオーストラリア・ワールドチーズを色々な形で召し上がってみて下さい。

オーストラリアンチーズの中で特に親しまれているのがオーストラリアンチェダー、ゴーダ、モッツアレラ、そして、オーストラリアンクリームチーズです。

どんな食文化にも対応することの出来るチーズこれが、オーストラリアンチーズだと確信いたします。

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